公衆無線LANサービスが利用できるコインパーキングが東京都内を中心に増えてきています。
どういった目的で駐車場に無線LANを設置するのか、一般のひとにはわかりにくそうです。
近年、Wi-Fiスポットを設置したファーストフード店等の飲食店は定着しつつあります。
こういった場所で、仕事の合間にネットを利用しているビジネスマンをよく見かけるようになりました。
Wi-Fiスポット設置コインパーキングも、こういった外回りの人たちをターゲットにしています。
つまり、外回りの営業マンが、ネット接続の為にだけ飲食店を利用し、飲食代として経費処理するよりも、移動途中の駐車料金の方が経費精算しやすいという事です。
コインパーキング業者にとっては、メリットは2点。
車で作業したい営業マンがWi-Fiのある駐車場を使うようになること、もうひとつは駐車中の車の利用時間がネット利用によって増えるということです。
Wi-Fiスポットの接続スピードが問題になってきますが、コインパーキングの場合は監視カメラ用の光回線をそのまま利用する方法もあり、この場合は高速回線で、かつ低コストで設置できるようです。
現状では、首都圏を中心に広がっていますが、全国的にも普及していきそうです。